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インフルエンザの予防には予防接種が有効

毎年12月下旬から3月頃にかけての時期になると、インフルエンザの流行が起こります。
インフルエンザはウイルス感染によって引き起こされる病気で、ワクチン接種によって予防をすることが可能です。
インフルエンザの予防接種は多くの人が利用できる有効な手段です。

インフルエンザワクチンを接種すると、免疫が付くまで約2週間ほどの期間を要します。
接種後にすぐに効果が出る訳ではないので、早めに予防接種を受けておくようにしましょう。
ワクチンの効果は接種してから約半年間です。
例えば11月に予防接種を受けると、翌年の4月頃までは効果が持続します。
半年を過ぎると少しずつ予防効果が弱まりますが、半年を過ぎても完全に効果が消滅する訳ではありません。

予防接種はインフルエンザを予防するために手軽で有効な手段ですが、100%予防することはできません。
予防接種はウイルスが突然変異したり、過去にインフルエンザに罹患した経験のない人は十分な予防効果が得られない場合があるからです。

大切な仕事や受験、旅行などを控えていて是が非でもインフルエンザに罹りたくない場合には、治療用の抗ウイルス薬を利用して予防をすることもできます。
インフルエンザの予防薬として、タミフルやリレンザが使用されます。
これらの薬は即効性があり、服用期間中にのみ予防効果を発揮します。
タミフルとリレンザはA・B型インフルエンザであればほぼすべての型のウイルスに有効です。

タミフルは飲み薬(カプセル錠)でリレンザは口から吸いこむ吸引薬です。
両方とも1日1回服用し、最大で連続10日間にわたり服用することができます。
服用期間中はインフルエンザに罹患する心配がないので、大切な仕事や受験などが始まる1週間前から服用を開始します。
もしも服用期間よりも前にインフルエンザに罹ったとしても1週間以上経過すれば治癒するので、大切なイベントをキャンセルしなくても済みます。

インフルエンザを予防するために予防接種やタミフルまたはリレンザを服用することができます。
ただし、これらの手段を用いても完璧にインフルエンザを防ぐことはできません。
外出先から帰宅したらうがい・手洗いや、外出時のマスクの着用などの予防措置を講じるようにしましょう。
仕事や学校で多くの人に会う場合や、通勤通学などで混雑する交通機関を利用する際は飛沫感染を防ぐためにマスクを着用するようにして、こまめに手洗い・うがいをするように心がけましょう。

インフルエンザの予防接種は病院によって料金が異なる

10月下旬以降に病院や診療所に行けば、インフルエンザの予防接種を受けることができます。
予防接種の場合には健康保険が適用されず、自費診療の扱いとなります。
それでもインフルエンザの予防接種は需要が大きいため、自費診療でも医療機関によってはかなり安い料金でワクチン接種が受けられる場合があります。

一般的に20歳以上65歳未満の人がインフルエンザの予防接種を受ける際の費用は1回あたり3千円~7千円で、医療機関によって大きな差があります。
大きな病院よりも規模の小さい診療所を利用した方が安くなる傾向がありますがワクチンの中身や予防効果は同じなので、安い医療機関を利用すると良いでしょう。
インフルエンザワクチンは1本のアンプルに2回分の薬剤が封入されているため、2人で一緒に予防接種を受けに行けば安くしてもらえる可能性があります。

毎年11月以降になると多くの人がインフルエンザの予防接種を受けて病院や診療所が混雑するため、10月中に済ませておくこともできます。
ちなみに10月中であれば利用者が少ないため、3千円を切る格安料金で予防接種が受けられる場合もあります。
12月以降になると医療機関によってはワクチンが不足する場合があるため、早めに予防接種を済ませておく方が良いでしょう。

65歳以上の高齢者がインフルエンザの予防接種を受ける際は健康保険は利用できませんが、自治体が費用の一部を負担する形で自己負担額が少なくて済む場合があります。
居住地によって行政からの補助金の金額が異なりますが、ほとんどの自治体では65歳以上の高齢者であれば半額程度の金額で予防接種が受けられます。
一部の健康保険組合では予防接種後に領収書を送ると支払った費用の一部を補助してもらえる場合があるので、加入している組合のサイトを確認してみると良いでしょう。